初期研修中にしかできないこと。
「今」しかできないことを「今」行ってください。
病院長 原田 博雅
貴方が求めている初期研修とは?
初期研修はどこでやっても同じではありません。
2年後の出来上がり方が大きく違ってきます。
初期研修の2年間は、研修医にとって長くもあり、短くもあります。
その2年間で医師としてその後どのように過ごしていくかが決まると私たちは信じ研修プログラムを作成しています。
わが八尾徳洲会の2年間のプログラムの目標は、
(1) 自分なりの診断学を身につける
(2) 標準的な治療を実行する
(3) 医療人としての常識を身につける
ことです。
初期研修中にしかできないこと、「今」しかできないことを、「今」行うように指導しています。外科系希望であれば、内科研修を一生懸命やるように、また、内科系志望であれば、外科系をしっかり研修するようにと。
後期研修になればやらざるを得ないことよりも、初期研修にしかできない事を一生懸命して欲しいのです。医師国家試験によって知識は十分に入っているはずです。その知識を実践の中で確認し、さらにその知識を拡大させることが初期研修で求められています。
皆さんが求めている初期研修とはどんなものでしょうか?自分で考え、自分で行動する2年間を求めている方は多いのではないでしょうか。是非一度当院へ足を運んでみて下さい。
医療人としての良識と確かな技術の習得を促すために、救急および総合診療を基盤とし、
その他の医療・保健施設の協力や患者様の意見を柔軟に取り込める開かれた臨床研修病院を目指す。
指導医・上級医の下で2年間のローテート研修を行い、数多くの症例を経験することで、総合的な臨床能力を養うことを目的としています。研修環境について討議できる場を設け、指導医・ 研修医双方が主体的に研修環境の改善に取り組めるような雰囲気作りを心掛けています。また、研修医と指導医・上級医間で相互評価を行い、互いに成長できるシステムとして機能 するように配慮しています。
外部講師を招いた特別カンファレンスに加え、勉強会・研修にも力を入れています。 また、指導医講習会などへ派遣も積極的に行い、指導体制の整備にも真摯に取り組んで います。 看護師・コメディカルなどとの交流する機会として、院内のイベントに積極的に参加するよう 促し、チーム医療の充実に心掛けています。